令和サバイバー養成キャンプ

非日常を味わうリフレッシュのためだけのキャンプではなく、個人・社会・災害それぞれにリスクあふれる令和を生き抜く力が身につく、そんないつもとは一味違うキャンプです。

地震、台風、人間関係…、令和の時代はリスクだらけ!
南海トラフや首都直下などの巨大地震発生や自然災害も気になるけれど、職場やご近所の人間関係にともなう個人のリスクや、高齢化・過疎化・デジタル化など急激に変化する社会のリスクも…。
私たちはかつてないほど様々なリスクに囲まれています。​

令和サバイバー養成キャンプでは、初めて会う人と、限られた道具で、協力しあい、様々なピンチを楽しくポジティブに乗り越えてもらいます。
いまを生き抜くために大切な3つの力を高めるための第一歩を踏み出しましょう。

キャンプ体験でできること

1)仲間づくり実践パート

災害時の避難所では初めて会う人たちとの協力が必要です。
日常生活でも転職や転勤・転校などで新たな環境での人間関係の構築が求められます。双方に共通して必要なコミュニケーション力を身に付けるため、一風変わった自己紹介とチームビルディングの手法を学びます。
形式的な自己紹介ではなく自身のパーソナルな情報も開示することで、よりオープンマインドな関係を築く過程を体験してもらいます。

2)生活環境整備パート

日本製紙グループが提供する段ボールテントやイス、ちゃぶ台、簡易トイレをはじめ、災害時にも活躍する紙製品を組み立てます。
会場を避難所に見立て、限られたスペースでそれぞれの製品をどこに配置すると、衛生やプライバシーを守れるか、チームで相談してもらいます。
また、日常・災害時問わず注意が必要な、熱中症対策のため、塩や砂糖など身近な材料を使った経口補水液づくりにも挑戦。
上記2つの体験を通して、身の回りの限られた資源で生活環境や体調を整える体験をしてもらいます。身の回りのもので活用する発想力は災害時はもちろん、日常の困りごとなどの様々なリスクへの対応に欠かせません。

3)心身の健康づくりパート

タイガー魔法瓶株式会社の製品「魔法のかまどごはん」は、電源を必要とせず、火をつけた新聞紙によって炊きたてのごはんを味わえます。
炊飯には参加者との協力が必須で、初めて会った人たちと手を取り合いながら「同じ釜の飯を食う」体験を通して、共助の重要性を学んでもらいます。
また、はごろもフーズの「シーチキン」を活用し、火も水も電気も使わない「防災レシピ」も紹介。日頃から使う食料品を少し多めに揃え、使った分を買い足す「ローリングストック」の大切さも参加者に学んでもらいます。

開催実績

「令和サバイバー養成キャンプ」は2024年5月18日(土)、東京都多摩市協力のもと、聖蹟桜ヶ丘「せいせきカワマチ」にて初開催いたしました。本イベントには、多摩大学や多摩大学付属聖ヶ丘高校の生徒、市内の自主防災組織および近隣マンションの住民など41名が参加しました

レポート① イベント全体の満足度100%

キャンプ実施後に参加者に行ったアンケート調査において、イベント全体の満足度は「満足」が77.4%、「やや満足」が22.6%で、満足度はあわせて100%となりました。
参加者の9割以上が、イベントの印象を「楽しみながら学べる」と回答しており、参加者(10代)は「みんなと力を合わせてテントをたてたり、ご飯を炊いたりすることが貴重な機会で、楽しく防災について学ぶことができた」と話していました。

レポート② 日常×防災の切り口は、多世代交流のきっかけに

9割以上の参加者が「災害時だけでなく日常生活にも役立つ」や「防災を日常から意識するきっかけになる」と回答。日常の暮らしと防災を結びつけた体験設計により、参加者が防災を自分ごととして捉えやすくなることが分かりました。
さらに、イベントの間口を広げたことで防災に関心が高くない人たちの参加も目立ち、こどもから60代まで幅広い年齢層が交わるイベントとなりました。
参加者(60代)は「若い人も沢山いたり、普段防災に縁がない人でも参加しやすいのが良かった」と話すなど、本イベントが多世代交流の場としても魅力的であることが分かりました。

レポート③ 80%超の「個人の備え・地域での共助」の行動喚起につながる

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